“もくてき”のデザイン -成果をあげる組織づくり・人づくりのヒントー

働くことを通して「豊かさ」や「幸せ」を味わう人を増やし、人のエネルギーを最大化する組織・チームをつくること。ドラッカーのマネジメントや、脳・メンタルなどの記事を中心に、成果をあげる組織・チームづくりのヒントをお届けするブログです。

<すぐドラ>試験配信、はじめます~。

メルマガ化の試験も兼ねて、ショートバージョンのブログ配信を始めてみます。仮タイトルは、「すぐに使えるドラッカーの言葉」。略して、「すぐドラ」どこかで聞いたことあるような響きですが…(^^;;ドラッカーの言葉の中からハッと視点を変える一言や、仕事…

「いまここ」にしか自分は存在しない。

「今、ここに生きること」これこそが真の自分と出会える唯一の道であり、幸せに生きる唯一の方法であると言われます。人によっては、これこそが悟りへの道であるとまで言う人もいます。色々な場所で聞くので、私も一般教養としては理解していました。「みん…

ドラッカーのマネジメントって、こんなにもシンプルだったのか…。

ドラッカーのマネジメントを学ぶようになって、4年とちょっとが過ぎました。周辺知識も含めると、どう少なく見積もっても、かるく3000時間は投入してきたと思います。そして、ようやく理解できました。マネジメントの全体像が。難解だと思っていたドラ…

強みを磨くということ。ドラッカーと禅に見る、セルフマネジメントのゴール。

ドラッカーは、成果をあげる習慣的資質のひとつとして、「人の強みを生かす」という事をあげています。「人の強みを生かし、弱みを意味のないものとすることは組織特有の機能である」とも言っています。個人の仕事においても、組織の仕事においても、「強み…

セルフマネジメントによって感情は克服できるのか?

一昨日から、とある研究発表の資料をまとめていました。今回の研究発表テーマは、ドラッカーのマネジメントにおける感情エネルギーの活用、つまりは人のエネルギーについて。ドラッカー教授は、「人間のエネルギーを生み出し、その方向づけを行なうものがマ…

なにも出来なくても、無力ではない。自然災害を目の前に思うこと。

熊本での地震、被災された皆さまには心よりお見舞い申し上げます。1日も早く普段どおりの生活を取り戻されます様、心を寄せて祈るばかりです。 われわれ人間は、時に悲しいほど無力な存在です。今回のような自然災害を遠方から目の当たりにすると、だれの心…

マネジメントの前提。ドラッカーの人間観を垣間見る。

一般的にドラッカーと言えば、マネジメントの人と思われがちですが、彼自身は、自らを “社会生態学者” と名乗っています。そんなドラッカー教授が、人という存在についてどのように見ていたのかを垣間見られる記述があったので、今日はそれをご紹介したいと…

「愛」という言葉の内にあるエゴに気づく

今朝、とあるクライアント様とこんな会話をしました。「われわれが『愛』という言葉で表現しているものには、実は強烈な自我やエゴの成分も含まれているんです・・・」ちょっと面白かったので、今日はこの話をシェアしようと思います。 私の身の周りでも、い…

「深い理解」をする人は、どこを見ているのか?

人とお話していると、ごく稀に、「なんでこんなに深い理解が出来るんだろう?」とか、「なんでこんなに深い洞察が出来るんだろう?」という人に出会う事があります。逆に、ものすごい頭がよくて知識もあるのに、「短絡的で、なんとなく浅いな~、、、」とい…

私のコンサルは、ゴミのリサイクル事業とそっくりだった!

「どんなお仕事をしていらっしゃるのですか?」こう聞かれた時にきちんと答えられる様、いつも答えを準備しているつもりなのですが、悲しいかな言葉や表現というものは陳腐化していくもので、たまに自分で話しながら「あれれ???」となる時があります。仕…

再開。いま、目指す未来。

ブログを再開することにしました。もう、そのタイミングだと感じたから。今年に入って、何人もの方から「ブログとメルマガをやった方がいい」とアドバイスをいただきました。ずいぶん時間はかかりましたが、ようやく外の世界に発信する覚悟を決めました。こ…

正しい答えを得ようとする悪癖がもたらすもの。  「成果をあげる上司」 は、部下をどのように育るか? -その7ー

こんばんは!いつもお読みいただきありがとうございます。月曜日恒例の「成果をあげる上司シリーズ」。7回目の今日も部下育成における3つの課題の中から、引き続き<①マネジメントに対する誤解>をお届けします。 【参考:3つの課題】①マネジメントに対す…

仕事に高いクオリティーを要求するということ。ハリウッド監督からの学び。

こんばんは。いつもお読みいただきありがとうございます。誰かに仕事を教える時や、お願いする時、「もう少し手直しして欲しいんだけど、どこまで厳しく伝えようかな~・・・」と悩むことって、誰にでもあるのではないかと思います。私もこういうケースによ…

「成果をあげる上司」 は、部下をどのように育るか? -その6ー

こんにちは!いつもお読みいただきありがとうございます。月曜日恒例となりつつある「成果をあげる上司シリーズ」。いつの間にやら6回目です。今日も部下育成における3つの課題の中から、引き続き<①マネジメントに対する誤解>をお届けします。 【参考:…

上田惇生先生のお話を伺って。マネジメントの真理へと近づく道。

こんばんは!今日もお読みいただきありがとうございます。先週に引き続き、今日も「上田惇生先生の痺れる言葉」をお届けしたいと思います。早速お聞きしたお話の引用から。「真理は存在するが、はかない存在である人間には手に入らない。だから実証が重視さ…

「成果をあげる上司」 は、部下をどのように育るか? -その5ー

こんばんは!いつもお読みいただき、ありがとうございます♪♪月曜日は連載中の「成果をあげる上司シリーズ」をお届けいたします。前回に引き続き、部下育成における3つの課題のうち、<①マネジメントに対する誤解>を考えてみたいと思います。 【参考:3つ…

「自分が何によって憶えられたいか」 の問いが、人生を変える。

こんばんは!いつもお読みいただきありがとうございます。今週は3日間ほど札幌に行っていました。一番の目的はドラッカーのほぼ全ての著作を日本語に翻訳し、「ドラッカーの分身」とも呼ばれる、上田惇生先生のお話を聞きにいくため。1日遅れのブログアッ…

「成果をあげる上司」 は、部下をどのように育るか? -その4ー

こんばんは!今日もお読みいただき、ありがとうございます♪♪月曜日はしばらく「成果をあげる上司シリーズ」を、連載でお届けしたいと思います。今日は第4弾。前回に引き続き、部下育成における3つの課題のうち、<①マネジメントに対する誤解>を考えてみた…

思いを伝える情熱の炎。

こんばんは!今日もお読みいただきありがとうございます。連載ネタは毎回だと、読んでいただく方も飽きてしまかと思いましたので、月曜日に固定することにしました。いつも通り深く考えてはいませんが、金曜日は臨機応変ネタで参りたいと思います(笑)今日…

「成果をあげる上司」 は、部下をどのように育るか? -その3ー

こんばんは!今日もお読みいただき、ありがとうございます♪♪前回、前々回に引き続きまして、「成果をあげる上司シリーズ」の第3弾。部下育成における3つの課題のうち、<①マネジメントに対する誤解>を考えてみたいと思います。今日はその誤解のうち、『組…

ザックJAPANを『チームの成果』という視点から考える。「成果をあげる上司」 は、部下をどのように育るか? ーその2ー

こんばんは!いつもお読みいただきありがとうございます!ザックJAPAN、とっても残念でした。もうちょっと頑張ってくれるといいな~、、、と期待して見ておりましたが、最後までどこかチームの歯車が噛み合っていなかったですね…。とはいえ、4年間のすべて…

「成果をあげる上司」 は、部下をどのように育るか? ーその1ー

こんばんは!今日もお読みいただきありがとうございます。先週の金曜日は、「ドラッカー実践会」に参加してきました。どんな仕事でも、自分の “仕事ぶり” というのは中々わからないものなのですが、今回その実践会ではチームコンサルティングという方法で、…

「正しさ」のへのこだわりを捨てることが、成果への第一歩。

こんにちは。今日もお読みいただきありがとうございます!コンサルティングの仕事をしていると、たまに「何が正しいのですか?」と聞かれることがあります。事業の方向性、人と組織の動かし方、ミッションと収益のバランス、仕事には「どれが正解とも言い難…

“成果”視点から「結果思考」と「プロセス思考」を考える。

こんばんは!今日もお読みいただきありがとうございます。「結果」が重要なのか、「プロセス」が重要なのか…。先週からワールドカップが始まりましたが、スポーツの世界では、ファン心理も手伝って、どうも「結果思考」に偏ってしまう様です…(笑)スポーツ…

「技術」や「スキル」、自分だけで抱え込んでいませんか?

こんばんは!今日もお読みいただきありがとうございます♪♪つい最近、クライアントさんとの打ち合わせの中で、こんな話になりました。「あなたが無意識にやっている「仕事のやり方」の中で、『スキル』として伝えられるものってありませんか??」人に仕事を…

あと12年で、働く人が1割減るという衝撃。

こんにちは。今日もお読みいただき、ありがとうございます。つい先日、新幹線移動の「暇つぶし(笑)」に、とある事を調べていました。「これから、働く人の数って、どのくらい減るんだろう??」と、いう素朴な疑問について。日本の人口が減り始めた、団塊…

感情と潜在意識を活用したマネジメントは、なぜ成果をもたらすのか?

こんばんは!今日もお読みいただきありがとうございます。ここ最近、このブログのエントリーは「感情と潜在意識を活用したマネジメント」のお話が中心になりつつあります。ドラッカー教授とは随分とご無沙汰です…。と、ここまで振っておきながら、今日も『感…

強みと役割と価値観。自分自身を活性化するもの。

こんばんは!今日もお読みいただきありがとうございます。これは最近、私自身もあらためて感じている事なのですが、人生に「充実感」や「生きている実感」をもたらすものがあるとすれば、それは自分自身の『価値観と一致した役割』なのではないかと思います…

感情のマネジメントを、仕事の「動機づけ」に適用する。

こんばんは!今日もお読みいただきありがとうございます。前回に引き続き、「感情のマネジメント」が成果につながるというお話の第2弾。今回は少し角度を変えて、「人の動機づけ」という視点からまとめてみたいと思います。ほんの50~100年ほど前まで…

感情のセルフマネジメントと、成果の関連性。

こんばんは!今日もお読みいただきありがとうございます。先日のエントリーでもチラッと書きましたが、ここ最近、「感情のマネジメント」や「潜在意識」を活用して成果をあげるメソッドを作るワークグループに参加させて頂いています。そこで面白いことを教…