成果をあげる人財育成に国境はない。
こんばんは!
今日もお読みいただきありがとうございます♪♪
実は明日から、韓国ソウルに出張に行ってきます。しばらくは実務的なコンサルが中心になりますが、はじめて日本以外の場所で、人財育成にも関われそうなので、今からとっても楽しみです!
という訳で、本日のテーマは「成果をあげる人財育成に国境はない」
ちょっと壮大なタイトルを付けてしまいましたが(笑)、これは事実です。どうすれば成果をあげる人財が育ち、どうすれば自発的に仕事に取り組む人財をつくれるのか? これに対する根本的な方向性は、万国共通です。
そもそも、成果をあげる人財とはどんな人なのか?
・自らの強みを使い、それを他の人に再利用してもらって、成果をあげる人。
・自らの視点を知り、それを他人の異なる視点と結びつけて、成果をあげる人。
・自らの価値観を知り、それを組織の目的と結びつけて、成果をあげる人。
・自らの意見を知り、仮説から実践、フィードバックへと結びつけ成果をあげる人。
もう少しあるかもしれませんが、こういう事ではないでしょうか?
成果をあげる人財育成の根本にあるのは、「自らを知ること」に他なりません。自分の得意なこと、視点、価値観を知らなければ、他人にどうやって使ってもらえば良いか、まったく分かりません。他人に自分の強みを使ってもらえなければ、成果はあがりません。これが、根本です。
この「自らを知る」とは、「自らの思い込み」を知ることと同義です。人間は、育ってきた過程において、かならず「自分らしさ」という思い込みをつくります。
それは、親に褒められるためであったり、周りに認められるためであったり、自らを守るためであったり、そんなきっかけで、「自分らしさ」と言う名の鎧を身にまといます。さらには、生きていく過程において、この「自分らしさ」という鎧をどんどん強化していきます。
私たちが、「世界」や「社会」と呼んでいるものの正体は、「自分らしさ」という鎧の隙間からみた景色に過ぎないということです。それは自分の視点から見た景色に過ぎないのに。
世界には今、70億人の人が暮らしていると言われていますが、70億人が自分の視点から見た「世界」を持ち、自分の視点から見た「価値観」を持ち、自分の視点から見た「正義」を持っています。
人と人とが同じ場所に集まると、それぞれに異なる「価値観」が少なからずぶつかり合います。ぶつかり合ったままでは成果につながらないので、組織の経営者は権威や権力に依存して、人をマネジメントしようとします。指示や命令によるマネジメントは、こうして生まれたのです。
人には本来、「成長したい」「学びたい」「達成したい」などの欲があります。この人間本来の資質を活用すれば、指示や命令などなくとも、組織を1つの目的に向かわせることは可能です。
そして、人が自らの視点を知り、自らとは異なる他人の視点を承認すれば、70億ある「価値観」や「正義」がぶつかり合うことなく、1つの目的に向かっていけます。
成果をあげる人財育成をする上で学ばなければならない事は、
・人間の成長意欲を活用すること
・自分と他人を承認すること
・貢献(愛)を目的とすること
この、たった3つです。
この人財育成における根本は、国籍や文化や言葉を超越します。日本とは異なる環境で、どの様に伝えていけば成果をあげる人財が育てられるのか、これから始まる新しいチャレンジに、今からとってもワクワクしています♪♪