思いを伝える情熱の炎。
こんばんは!
今日もお読みいただきありがとうございます。
連載ネタは毎回だと、読んでいただく方も飽きてしまかと思いましたので、月曜日に固定することにしました。いつも通り深く考えてはいませんが、金曜日は臨機応変ネタで参りたいと思います(笑)
今日は「情熱をもって伝える」という事について。
いきなりカミングアウトの様になってしまいますが、私は「情熱的に何かを伝える」というのが、あまり得意な方ではありません。
これは自分の性格なのかもしれませんし、いつも物事を客観的に見る癖に起因しているのかもしれませんが、どんなに頑張っても “湧き上がってくる情熱の炎” の様なものがあまり無いのです。
特に、文章よりも言葉で伝える時に、この弱点が顕著に表れるように思います。
もちろん感情が無い訳ではありませんし、思いや熱の様なものが無い訳ではありません。ただ、情熱的に伝えるという「強み」が自分に無いだけなのだと感じています。
情熱的に人に伝えるという「強み」を持っている人を見ると、とっても羨ましく思うのですが、自分にない資質を悩んでも仕方ないので、ここは周りの人のお力を借りざるを得ない部分なのだと思っています。
しかしながら、私はコンサルティングというお仕事の中で、経営者の方に「会社の理念」や「経営者の思い」を伝えましょう!という話をよくさせて頂きます。
自分で苦手なことを、他人には強要しているのです…(笑)
もちろん私自身は苦手な事であっても、クライアントさんには強制的にやって頂きますが(笑)、おそらく私が言われる立場になったら、結構苦労する宿題なのではないかな~、と思います。
私には吉田麻子先生という、カラーを使った人財育成をしている師匠もおりまして、ほんの少しだけですが色についても学ばせて頂きました。
カラーというのは面白いもので、言葉や文化は違っても、受け取る感情や印象は人類同じという特性があるのだそうです。集合的無意識のレベルで、カラーが与えるメッセージは人類共通であるとの事。
そんな人類共通のメッセージであるカラーで「情熱の炎」を表現するならば、『赤』という色になります。人にはそれぞれ強みがありますが、『赤』を表現するのが得意な人は、きっと情熱的であったり、熱血である様に見えるのです。
色はバランスなので、誰もが『赤』の特性を持っています。もちろん私にもその特性が存在します。ただ、表現するのが苦手なだけという事だと理解しています。
「情熱をもって伝えたい」と思うのに、『赤』の表現があまり上手くない。これが私が直面する壁という訳です。
さて、どうする??
実を言うと、ここ最近、その壁と向き合わざるを得ない状況になっていました。
ありがたい事に、人前で何かを伝えさせて頂いたり、何かを代表する役割をいただく事が増えてきて、今までなら無視できた問題も、直視せざるを得ない状況になっていたのです。
もちろん情熱的に伝える訓練をするという手もあるでしょうが、そもそも強みではない事をどんなに頑張っても、やはり限界はあります。
何か別の方法はないか?
これをずっと考えていました。
そこから気づいたのは、「情熱の炎」を人に伝える方法は1つでは無いという事。
「情熱の炎」のイメージは、一般的には赤だと思いますが、炎にはオレンジや、青だって存在します。燃やすものによっては緑の炎だってあります。
思いを伝えることが苦手な私が、誰かに情熱を伝えるとするなら、『蒼い炎』なのだと思います。(なんとなく青を蒼と書いてみましたが、深い意味はありません…笑) 赤を得意とする人の様に、感情に訴えかける伝え方は難しいかもしれませんが、蒼の炎をマシンガンの様に打ち続けるという伝え方でも良いのではないかな?と思うのです。
人にはいつも、「ないものを嘆くのではなく、発想を転換して自分にある『強み』を活用しましょう!」と言っているのですが、自分の事になるとなかなか気づかない…。
まだまだ未熟者です…(笑)
私以外にも、「思いを伝える」ことが苦手な方はいらっしゃると思いますが、そういう方に、何かの参考になれば幸いです!