“もくてき”のデザイン -成果をあげる組織づくり・人づくりのヒントー

働くことを通して「豊かさ」や「幸せ」を味わう人を増やし、人のエネルギーを最大化する組織・チームをつくること。ドラッカーのマネジメントや、脳・メンタルなどの記事を中心に、成果をあげる組織・チームづくりのヒントをお届けするブログです。

再開。いま、目指す未来。

ブログを再開することにしました。
もう、そのタイミングだと感じたから。

今年に入って、何人もの方から「ブログとメルマガをやった方がいい」とアドバイスをいただきました。

ずいぶん時間はかかりましたが、ようやく外の世界に発信する覚悟を決めました。

これまでFacebookのクローズな世界の中で発信していましたが、今後はオープンな場で情報発信することとします。


いま、目指している未来があります。
その未来とは、ドラッカー教授の「すでに起こった未来」に収録された論文の、この箇所そのものだと思います。

 

『今後マネジメントにとって、個人の価値観と生きがいと意欲が組織のエネルギーと成果に結びつくようにすることが、ますます重要な仕事となっていく。労働関係論や人間関係論が唱えているような、単に満足感を与えること、すなわち不満をなくすだけのことでは、まったく不十分である。

やや大げさに言うならば、今後10年もすれば、個人を組織のニーズに適応させる手段としての「マネジメント開発」への関心は急速に薄れ、逆に、組織を個人のニーズや意欲、潜在的能力に適応させる手段としての「組織開発」への関心が、はるかに高まってくるはずである。 (PF.ドラッカー著 すでに起こった未来)』

 

ドラッカー教授が1969年に書いた論文だそうです。

そしてこの予言どおり、いま現実の世界では組織の前提が、大きく変わろうとしています。一人ひとりの働く人が、自らの生きがいと成果と成長を実現するために、「組織開発」をする時代が、目の前にあります。

マネジメントの前提は、大きく変わりました。
組織のあり方も、これに合わせて変わる必要があります。

まだ現実の組織では、これに対する心理的な抵抗も残ってはいますが、抵抗を続けるほど苦しくなっていくはずです。

一人ひとりの人もまた、変わらなければなりません。
これからは、働くということを、より大きなものとして捉える必要が出てくるでしょう。

「生きるために働く」
から、
「働くことを通して生きがいを感じる」
このような人を、世に増やしていかなければなりません。

働くということを通して、豊かさや幸せを感じられる人を増やす。このことを、セミナーはもちろんのこと、このブログを通しても発信していこうと思います。

 

このブログのタイトルは、2年前になんとなく「これかな?」と思ってつけたものです。はからずも、2年経ったいま、このブログタイトルどおりの事を提供している自分がいます。

「人生は、もっと自由にデザインできる」

自ら人生の目的を設定し、人生を自由にデザインするために、ブログでの配信を再開しようと思います。