“もくてき”のデザイン -成果をあげる組織づくり・人づくりのヒントー

働くことを通して「豊かさ」や「幸せ」を味わう人を増やし、人のエネルギーを最大化する組織・チームをつくること。ドラッカーのマネジメントや、脳・メンタルなどの記事を中心に、成果をあげる組織・チームづくりのヒントをお届けするブログです。

25年ぶりの記念すべき日に

【25年ぶりの記念すべき日に】
一昨日の夜は25年ぶりのカープ優勝に沸く広島で、ドラッカー読書会でした。

もともと半年前にスケジュールは決まっていたので、25年ぶりの瞬間を広島で過ごせるなんて、超ラッキー(*≧∀≦*)🎉

中心街はお祭り騒ぎで、なぜか私まで知らない人々とハイタッチして帰ってきました(笑)


読書会の前に、呉にある戦艦大和の記念館「大和ミュージアム」まで足を運んできました。

さまざまな展示を見て、なにより驚いたのは、戦前の日本では、極めて高いレベルのマネジメントが実践されていたこと。

まさに「凄い!」の一言でした。

その根底にあるのは、「いかに最小の資源で最大を生み出し、この国を守るか?」という、先人たちの極めて高い意識そのもの。

20世紀初頭にすでに科学的管理法やプロジェクト工程管理などを採り入れ、人財育成のための教育システムや昇進制度をつくり、数々のイノベーションを起こし続ける、最高峰の組織文化とマネジメントが、そこにはありました。


戦前の日本の教育については、さまざまな見解を持つ人が存在しますが、ひとつ間違いないことは、あのレベルのマネジメントが機能し、大きな成果をあげたという事実。

間違いなく戦前の日本には「人の意欲を引き出し、人を高い意識へと導く教育」が存在したということなのです。

われわれは先人から、多くを学び直さなければならないとあらためて感じました。


この先人たちのDNAは、広島という土地に今なお受け継がれているように思います。

広島カープも、市民球団として「最小の資源で最大を生み出す」というマネジメントを実践し、人財の育成を通して今回の優勝を勝ち取りました。

戦艦大和」と「広島カープ」。ふたつの広島を通して、多くを学び、感じ取った時間になりました(*^^*)