“もくてき”のデザイン -成果をあげる組織づくり・人づくりのヒントー

働くことを通して「豊かさ」や「幸せ」を味わう人を増やし、人のエネルギーを最大化する組織・チームをつくること。ドラッカーのマネジメントや、脳・メンタルなどの記事を中心に、成果をあげる組織・チームづくりのヒントをお届けするブログです。

ちょっとだけ不思議ワールドなお話。

とてもとても長い間、
「箱の中」にいた様に思います。
 
なんの箱か?と聞かれても、
うまく言葉にできないのだけれど、、、
 
「社会」という箱のような気もするし、
「常識」というような箱の気もするし、
「人間」という箱のような気もする。
 
物心がつく前に、
たぶん自分の意志でこの箱に入り、
それからずっと、
この箱の中の世界に住んでいたように思うのです。
 
 
箱の中の世界は、
ひとつクリアすると、
次の課題がやってきて、
それをクリアすると、
また次の課題がやってくる。
 
クリアしても、しても、
また繰り返し課題がやってくるだけ。
 
いつしか私は、
この繰り返しの世界に
飽きてしまいました。
 
「なんのために生きるのか?」
 
箱の世界に疲れ、
だんだん、生きる意味が分からなくなり、
その意味を探すようになりました。
 
 
望んで箱に入ったはずなのに、
箱の中の記憶を積み重ねるうちに、
「箱の中のルール」が
すべてだと感じるようになる。
 
私だけではなく、
たぶんほとんどの人は、
こういう世界に生きていると思うのです。
 
 
いま、
世界のすべてだと思い込んでいたその箱は、
宇宙に浮かぶ、地球という名の
「酸素ボンベ」のようなものだったのだと、
思うようになりました。
 
もちろん「酸素ボンベ」とつながらないと、
人は生きていけないのだけれど、
そこが世界のすべてではない。
 
私という存在は、
箱の中にいるのではなく、
箱の外にいる。
 
そして、自ら望んで、
箱という「約束の場所」で、
人生という経験を、
ご縁あるみなさまと共有している。
 
  
一時はあれほど飽きて、
疲れて果ててしまったはずの
箱の中の世界でしたが、
ここには無限の可能性があるのだと、
いま、とても強く感じています。
 
人間には無限の可能性があり、
それを楽しむことこそが、
人生の目的なのかもしれません。
 
 
やや、不思議ワールドなお話でしたが、
最近そういうことを強く感じたので、
あらためて文字にしてみました(*^^*)