“もくてき”のデザイン -成果をあげる組織づくり・人づくりのヒントー

働くことを通して「豊かさ」や「幸せ」を味わう人を増やし、人のエネルギーを最大化する組織・チームをつくること。ドラッカーのマネジメントや、脳・メンタルなどの記事を中心に、成果をあげる組織・チームづくりのヒントをお届けするブログです。

自意識過剰さんと、自意識過小さん

今日は天気もよかったし、なんとなく気分もよいので、たまには毒でも吐いてみます(笑)
 
ほとんど無意識なのですが、私にはなんとなく苦手なタイプの人と、手を差し伸べてあげたくなるタイプの人がいます。
 
苦手なのは「自意識過剰さん」、助けてあげたくなるのは「自意識過小さん」。そんな感じの、幼少期からのパターンがあるのです…(^^;;
 
 
自意識過剰さんは、とにかく「自分のことを分かって~」とアピールしまくります。偉ぶってみたり、わざといじけてみたり、他者批判をしてみたり。感情エネルギーが外に向いていて、あの手この手で自分の思い通りにしようとする感じです。
 
自意識過小さんは、とにかく静かで抑制的です。内心は怒っていても、あまり感情が表に出ない感じ。人によっては喜怒哀楽の感情を感じることすら抑制しているかもしれません。がんばって過剰さんたちのエネルギーを受け止めようと、必死に調整役をしていることも多いかもしれません。
 
 
「過剰さん」と「過小さん」のキャラクターは、たぶん誰にでも備わっているものだと私は理解しています。もちろん私の中にも両方の側面があります。
 
どちらも根っこにあるのは「不安」という感情で、それを手放し乗り越えることで、人間的な成長が手に入ります。
 
 
「過剰さん」が成長するためには、「不安と向き合い、手放す」というプロセスが必要なのですが、これに気付かないまま、何年も「過剰さん」のステップに居続けている人を見ていると、なぜだかよくわかりませんが、、、
 
非常にイライラします…(-_-メ)
 
まあ、性分なので仕方ないです。
人間だもの(笑)
 
 
これまで沢山の人を見てきて思うのは、「そこそこの成功した経験のある人」には、意外に「過剰さん」が多いという事。
 
「過剰さん」であるが故に、過剰な意識をキープするために努力を重ねてきて、その甲斐もあって、そこそこまでは成功を手に入れたのでしょうが、それゆえに手放すことの恐怖がますます大きくなってしまったのでしょう。
 
さぞや、苦しかろうに…(;´・ω・)
 
 
私自身、20代は「過剰さんキャラ」で生きていたので、そういう人たちの気持ちも分からんでもないのですが、、
 
「そこそこの成功」は、誰もが経験できることだからこそ、その小さな成功の殻に閉じこもっていたら、勿体ないな~と思うのです。
 
経験と努力を重ねれば、成功のサイズも多少は大きくなるのかもしれませんが、同じ意識にとどまっていれば、規模を変えて同じことを繰り返すばかり。
 
そんな人生、
想像しただけで、苦しい…(^^;;
 
 
結局のところ、
「過剰さん」も、
「過小さん」も、
どちらも窮屈な生き方なのではないかと思います。
 
私自身の内側にも、両方の側面があるけれど、私は「中庸」で生きると決めています(*^^*)
 
常に自意識を手放して、新しいものが入るようにしておく。
 
それが結局、自分を解放して生きるということであり、私にとってはベストな状態だと感じています。
 
そういう自分を解放できた状態で成果をあげることを目指す方が、よっぽど豊かな人生だと思えるので、そうしています。
 
私が提供するのも、こういう学びと成長の場であり、こういうコンサルです(*^^*)
 
 
ちなみに、、、
コンサルの場ではたまーに、
過剰さんキャラにとどまっている方を、
「ぐさっ」と刺してみる場合があります(笑)
 
決してイライラしているからではありません。
あくまでお役目として、
そしてクライアント様の成長のためです。
(言い訳がましい?笑)
 
職務の場でそういうシーンを目にした方は、
くれぐれも誤解なきよう、宜しくお願い申し上げます<(_ _)>