“もくてき”のデザイン -成果をあげる組織づくり・人づくりのヒントー

働くことを通して「豊かさ」や「幸せ」を味わう人を増やし、人のエネルギーを最大化する組織・チームをつくること。ドラッカーのマネジメントや、脳・メンタルなどの記事を中心に、成果をあげる組織・チームづくりのヒントをお届けするブログです。

無意識を意識したら、道が見えてきた!

ここ数日、誰かの質問や相談に答えると、自分にとって大切な「何か」が手に入るということが、繰り返し起きています(*^^*)  どうも今、そういうタイミングのようです。まさに収穫の秋!(笑)
 
おかげで、自分がいま何を始めようとしているのか?についての確信も、自分の卓越した強みや能力も、なんとなく分かってしまいました。本当にありがたい!!
 
やっぱり自分のこれからの主軸となるお仕事は
「マネージャーやリーダーを育成すること」
になるのだな~と、あらためて感じています。
 
 
ある方からのご相談をきっかけに、
ふと社会人になった時のことを思い出しました。
 
大学を卒業して就職する時に思っていたのは、
とにかくお客様の笑顔を増やすことをしたいという事。
自分の仕事でお客様の喜びを増やすことをしたいという事。
 
で、ここで一種の勘違い(笑)がはたらき、
ちょっと規模の大きなサービス業だと思って
ITの会社に就職を決めました。
 
ところが、入社して2~3年して気付いたのは、
「お客様が喜ぶこと」
では、社内がぜんぜん動かないという現実…(^^;;
 
目の前のお客様が喜ぶからこそ、
お仕事があって、お金もいただけているのに、
政治やら、建前やら、損得やら、保身やら、、、
あれこれ面倒くさい(笑)
 
「どうして組織の中がバラバラなのか?」
 
これを何とかする方法はないかと何年も模索していたら、
なにも意識していなかったのに、
ひょんな事からドラッカーに出会えました(*^^*)
 
 
今日はとある方の質問をきっかけに、
自分の強みを再確認!
 
読書会ファシリテーションでも、
会議のファシリテーションでも同じなのですが、
私が無意識にやってきたのは「場づくり」。
 
人が自発性を持ち、
本音の部分を会話し、
そこから組織の意思決定と
一人ひとりの行動、
そして組織全体のにつなげるためには、
「場」が必要なのです。
 
私はこの「場」をつくることが、
非常に得意です(*^^*)
 
鍵となるのは、
その人の存在そのものを「承認する」という事。
 
たとえ意見は自分と違っても、
存在そのものを承認してあげることで、
多様な意見の中から、
組織として必要な答えを見出し、
お互いが納得に近づける!
 
この「承認」という意識は、
一時期メンタルを病んでいたおかげで、
単なる知識としてではなく、
感覚的に身に付いたものでもあります。
 
人は誰もが、
「自分の意見に一理ある」
と思っているからこそ、
承認という意識によって、
本音と本音を融合させる「場」ができるのです。
 
「誰」が正しいか?ではなく、
目的と状況に照らし合わせて、
「何」が正しいか?
 
これを組織として実践するためには、
「意識」と「場」の双方が重要なのです(*^^*)
 
 
ドラッカーのマネジメントと、
メンタル系の知識と、
「場」をファシリテーションする能力。
 
この3つを使ってできることは、
組織のエンジンでもある
マネージャーやリーダーの育成なのではないかと、
改めて感じています。
 
マネジメントやリーダーシップは
知識であり、習慣であり、
それは誰にでも身につけることができる。
 
経営者と現場、つまり人と人とをつなぐのは、
人の意識であり、場である。
 
もともとマネージャーやリーダーの育成は、
組織の重要な課題のひとつですし、
最近は「ストレスチェック制度」という
問題アリアリな制度のせいで、
「人のマネジメント」の重要性がますます高まっています。
 
道がずいぶんくっきりと見えてきたので、
あらためて気合いを入れて頑張ろうと思います~(^^♪