“もくてき”のデザイン -成果をあげる組織づくり・人づくりのヒントー

働くことを通して「豊かさ」や「幸せ」を味わう人を増やし、人のエネルギーを最大化する組織・チームをつくること。ドラッカーのマネジメントや、脳・メンタルなどの記事を中心に、成果をあげる組織・チームづくりのヒントをお届けするブログです。

仕事に高いクオリティーを要求するということ。ハリウッド監督からの学び。

こんばんは。
いつもお読みいただきありがとうございます。


誰かに仕事を教える時や、お願いする時、「もう少し手直しして欲しいんだけど、どこまで厳しく伝えようかな~・・・」と悩むことって、誰にでもあるのではないかと思います。

私もこういうケースによく直面するのですが、一番難しいのは一生懸命やってくれた結果が、私にとっては「まだ60~70点くらいしか付けられないな~」というケース。時間をかけてやってくれた苦労を感じるだけに、お願いするのを躊躇してしまう事があります。

 

つい数日前なのですが、電車での移動中に、こんなケースのヒントになりそうな素晴らしい動画を見つけました。

移動中に見ていたのでサイト名は忘れてしまったのですが、ハリウッドで活躍するクエンティン・タランティーノ監督の動画が紹介されていました。

10秒くらいのとっても短い動画なので、まずはご覧ください。


because we love making movies - YouTube


動画だけでは少し分かりづらいかと思うのですが、実はこの動画、タランティーノ監督が撮影中に「もう1回取り直そう!」と言った際のものなのだそうです。

監督が「Why?」と聞くと、
現場のみんなで「Because we love making movies!」と言うのがお約束なのだとか。

“俺たちは最高の映画を作っているんだ!” という誇りで満ち溢れた現場。最高に素晴らしいやり取りですよね!


この動画を見て、自分自身を反省しました。私が人に高いクオリティーを要求できずに遠慮してしまうのは、「We(私たち)」目線ではないという事なのですよね。私は私の都合で、相手は相手の都合で・・・と考えているから、どこかで遠慮してしまうという事なのです。

「最高のクオリティーを実現することが、チーム共通の目標になっていること。」

一流の現場では、こんな高いクオリティーを共通の目的として働く人々が活躍しているのですね!   タランティーノ監督の現場から、とても大切な事を教えてもらった気がします。


今日はいつもと志向を変えて、ブレイクタイムの様な内容でお届けしてみました(笑) それでは皆さま、よい週末を!